2020/2/14 ロスタイムを生きている

死にたくなるとき、どうしたらいいかわからなくなる。いろんなことを思い出す。全部時系列が同じまんまで、ずっと前の記憶も昨日のことみたいにすべて戻ってくる。しあわせだったときを思い出そうとする。大好きな音楽を全身で浴びていたとき、それ以外は?わたしには何があるんだろう。何もわからなくなる。誰の顔もみえなくなる。砂嵐で、頭の中が埋まる。全部掻き消される。わからない。嘘か本当かもわからない。全部消してしまいたいし、自分を消してしまった方が早いと思う。どうやって生き延びてきたか、生き延びるために、色んな術を手にしたはずだ。死にたいくせに生きたくて、そうして生き延びてきた。わたしの理想は何だったか。あんなに生きようと心弾んでいたわたしは、所詮紛い物だったか。人生は短いなどとほざいていたわたしは、幻か。長すぎる。所詮今のわたしはロスタイムを生きてるだけだ。そんなこと言って、また明日からずるずる生きていくんだろう。同じところを、ひたすらループしている。終わらせない限り、終わりが見えない、なんと苦しいことか。もういやだ。